いわき市移住相談【後半】-支援制度を上手に活用する移住計画のポイント

移住準備活動
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前回の記事では福島県いわき市での、いわき担当の移住コーディネーターさんによる地域の説明を振り返り、地域の人々同士のつながりや、いわき市が持つ魅力について詳しくお伝えしました。

今回はその続きとして、さらに具体的な移住支援制度や、現地でのテレワークに役立つ施設についてご紹介します。

私たち自身の移住相談を通じて、いわき市への移住で受けられる支援や、特に気になった施設など、当地への移住を検討している方々にとって有益な情報をお届けします。

その後、時刻も昼に近づき、移住相談を一旦中断した私たちは、地元の食文化に触れながら、いわき市のもう一つの魅力を発見することになります。

では、移住相談の後半の内容をぜひご覧ください。

時刻もお昼時に差し掛かり、移住相談はいったん中断

画像はイメージです。記事の内容とは異なります。

私たちは、いわき駅前の複合ビル、ラトブ1階にある「寿司おのざき」でランチをすることにし、「常磐もの七浜握り」を注文しました。

ここでは、いわき市の新鮮な「常磐もの」を楽しみ、地域の食文化に触れることで、私たちは移住先としてのいわき市の魅力をさらに体験することになりました。

食レポではありませんが、ここでのメニューには「醤油がいらない」という表現がぴったりです。

鮮度が際立ち、ネタの自然な甘みと旨みが口いっぱいに広がります。

まさにいわきの海が育んだ贅沢な味わいが活きていて、醤油を使わずとも素材そのもの味を堪能できました。もちろん、お醤油を使っても召し上がれますよ。

「寿司おのざき」は、地元でも評判の鮮魚店が直営するお寿司屋で、いわきの新鮮な海産物を活かした絶品の握りが味わえます。

私たちは「常磐もの七浜握り」をいただきましたが、他にも豊富な地元メニューがありました。

さて、合同庁舎に戻り、移住相談が再開します。

午後は、福島県といわき市それぞれが用意している移住支援制度を、私たちが対象となるかどうかも含めて、いわき担当の移住コーディネーターさんから、あらためてご紹介いただきました。

充実の支援内容 – 福島県いわき市への移住で受けられる移住支援制度

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なかでも私たちが関心をもったのが、「来てふくしま体験住宅提供事業」です。

この制度は、移住を考える人向けの短期滞在支援制度ですが、現地での生活を体験できるだけでなく、移住予定時期に2拠点生活と組みあわせてこの制度を活用することで、スムーズな物件探しや転職活動にも活用できるという点が非常に魅力的でした。

例えば、一般に賃貸物件を契約する場合、次のような段取りが必要です。

  • 不動産屋さん選び
  • 物件見学
  • 手付金の支払い
  • 契約書の作成と初期費用の支払い
  • 鍵の受け渡し

これだけでも、現地と自宅を数回往復することになります。一般的には希望物件が1日で見つかることは珍しく、さらに手間と時間がかかるケースが多いのではないでしょうか。

このような場合、「来てふくしま体験住宅提供事業」を利用することで、納得がいくまで物件探しを続けられるのです。

また同様に、この制度は現地で転職活動を行う際にも非常に便利です。

移住支援制度も、ネット記事やパンフレットを読むだけでなく、その支援制度の担当者の方から直接説明を受けることで、意外な活用方法が見つかることもあります。

私たちの場合も、いわき担当の移住コーディネーターさんに、この制度に興味がある旨お話しすると、すぐに県営住宅担当の方を同席させてくれました。

この制度の活用方法を知ったことで、私たちは現地での物件探しや転職活動が、ゆとりをもって進められるという期待感が一気に高まりました。

リーズナブルで充実!いわき市のシェアオフィスと起業支援施設

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こちらは移住者に限らない支援制度ではありますが、私がもうひとつ興味を持ったのが「いわき産業創造館シェアオフィス」です。

このシェアオフィスは、個室スペースやミーティングルーム、オープンカウンターなど、仕事をする上で必要な設備が揃っており、テレワークを行う場合や事務所を持つ余裕がない起業家にとって非常に魅力的です。

月額利用料金も3,300円と非常にリーズナブルで、10倍以上する都内の同規模施設の料金と比較すると、コストパフォーマンスが際立っています。

また、このシェアオフィスでは、3ヶ月以上の継続利用で法人登記や専用の郵便受けも利用できるため、起業家にとって初期費用を抑えながら事業を立ち上げることが可能です。

特に売上がまだ定期的に発生しない取引先の開拓段階では、願ってもない施設でしょう。

さらに、同じフロアには「創業者支援室(インキュベートルーム)」があり、利用審査に合格すれば、ベンチャー企業の立ち上げにも対応してくれます。

このシェアオフィスを見たとき、リーズナブルな料金で安心して仕事に集中できる環境が整っていると感じ、移住後にはぜひ有効活用したいと思っています。

まとめ-いわき市移住相談の成果と次のステップ – 支援制度でゆとりの移住計画

このように、現地での移住相談は、情報の質や精度も高く、いわき市で利用できる支援制度や地域の魅力について多くの発見がありました。

特に、「来てふくしま体験住宅提供事業」といった支援制度をうまく活用することで、一層移住の計画を立てやすく感じられるようになりました。

また、前回記事で触れた「いつだれKitchin」にも、次回訪問時には時間を確保してぜひ行ってみたいと感じました。

今回は、東京・有楽町での相談以上に多くの資料や情報をいただいて、私たちは再び常磐道を南下して現在の我が家に戻ることになりました。

しかし、これで終わりではありません。次回は「移住準備の小さなステップ(小さなイベントへの参加)」で見つけた地域の魅力を詳しくお伝えしていきます。

このブログ企画も、ようやくリアルタイム(現在の段階)に追いついてきました。

次回の現地訪問が待ち遠しいですね! ぜひお楽しみに!

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