【移住のリアル】県庁所在地の「福島市」は、東京よりも圧倒的に遠いという衝撃の事実

いわき暮らしのリアル
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こんにちは。千葉の私鉄沿線から福島県いわき市に移住して2年目の筆者です。

地方移住を考えるとき、多くの人が「その県の県庁所在地」を一つの基準にするかもしれません。しかし、いわき市に移住して私が一番驚いた地理的・心理的なリアルを今回はお話しします。

結論から言うと、いわき市民にとって、県庁所在地の「福島市」は東京よりも遥かに遠い存在です。

険しきローカル線の旅 vs 特急一本でいける東京

いわき市から中通り(内陸部)にある福島市へ行こうとすると、まずは「磐越東線(ばんえつとうせん)」というローカル線に乗ることになります。ディーゼル車がガタゴトと走るのどかな路線で、旅情は抜群なのですが……移動手段としては、終点の郡山駅にたどり着くだけで各駅停車で2時間以上。そこからさらに東北本線や新幹線に乗り換えて、ようやく福島市に到着します。

一方で、東京へのアクセスはどうでしょうか。

私は以前、千葉県の(旧)新京成線沿線に住んでいました。当時は東京へ行くために、まず松戸駅まで出て常磐線に乗り換え、さらに快速にするか千代田線直通にするかで頭を悩ませ、待ち時間や各駅停車のタイムロスに一喜一憂していました。

ところが今、常磐線の湯本駅近くに住んでいる私は、東京へ向かう列車に「一歩、足を踏み入れてしまえば」それで終わりです。

快適なシートに座り、Wi-Fiや電源を使いながら、乗り換えなしで上野、東京、品川へと一直線。心理的な距離感としては、東京の方が圧倒的に近くて身近なのです。

現実に「福島市に行くこと」は、まず無い

「でも、県庁所在地だし行政の手続きで行く機会があるのでは?」と思うかもしれません。

実は、現実に生活していて福島市に行くことはまずありません。

  • 日常の県民手続き: わざわざ福島市まで行かなくても、いわき市内にある県の出先機関「いわき合同庁舎」で全ての用事が事足ります。
  • 運転免許の更新: 通常の書き換えならいわき市内で完結します。もし「どうしても即日でゴールド免許に更新したい!」という場合でも、行くのは福島市ではなく郡山市です。磐越自動車道を使えば、いわきから1時間ちょっとで着くため、福島市に行くより郡山の方が断然近いのです。

地図を見て納得。福島市は「ほぼ宮城県」だった

とどのつまり、いわき市民にとって県庁所在地の福島市は、心理的にも物理的にも「とっても遠い場所」です。

移住してから改めて地図をじっくり眺めてみて、私は思わず納得してしまいました。福島市って、福島県の北の端、ほぼ宮城県の県境付近にあるんですよね。そりゃあ、茨城県に隣接している南端のいわき市から見れば、遠いわけです。

地方移住のパンフレットを見ているだけでは、福島県という一つの大きな枠組みで捉えてしまいがちです。しかし、実際に暮らしてみると、いわき市は福島市を向いているのではなく、特急ひたちで繋がった「東京」を向いている。

この独特の距離感と、東京直結の快適な暮らしやすさこそが、いわき移住の隠れた隠し味なのかもしれません。

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